Just another WordPress site

平成28年度 札幌市長への要望書

  • HOME »
  • 平成28年度 札幌市長への要望書


平成28年度 札幌市長への要望書

平成28年7月1日

札幌市長 秋元克広様

地下鉄東豊線建設促進期成会連合会 会長 牧野晃

地下鉄東豊線の清田区方面への延長について(要望)

 貴職におかれましては、市民誰もが安心して暮らし生涯現役として輝き続ける街、また、世界都市としての魅力と活力を創造し続ける街の実現を掲げてご尽力されていることに対し、心より敬意を表するとともに感謝を申し上げます。

 当地下鉄東豊線建設促進期成会連合会は、昭和56年に豊平区と現在の清田区の連合町内会によって発足して以来、35年間にわたり東豊線の豊平区、清田区方面への路線延長について、札幌市をはじめ関係方面に対し要望活動を続けてまいりました。

 平成6年の「豊水すすきの~福住」間の延伸実現後も、昭和54年の「札幌市総合交通対策調査審議会」の地下鉄50キロ構想で唯一実現されていない清田方面への延長について、清田区民全体の意向を呈してたゆまず運動を継続してまいりました。

 平成13年の「札幌市総合交通対策調査審議会」は、清田区への地下鉄延長は、「清田区の中心核の育成・強化に寄与する」ことや「札幌ドームのアクセス対応」など、まちづくりの上からも必要性が高く、採算面においても成立性は高いとの答申をまとめました。

 ところが、11年後の平成24年に策定された「札幌市総合交通計画」においては、「地域中心核などで一定の需要が見込まれ、地下鉄延伸の可能性のある場合においても、利用者数予測に基づく事業採算性などを考慮した慎重な検討が必要である」という後退した記述となり、また、その後の議会におけるやり取りにおいても「事業採算性の面から地下鉄延伸は困難な状況にある」旨の答弁が繰り返されてきました。

(オリンピック開催招致)

 しかし、昨年、秋元市長が就任されると、公約とされている「冬季五輪・パラリンピック招致に合わせて、開閉会式を行う予定の札幌ドーム周辺の土地利用を考えたい。国道36号線と羊ケ丘通りの間の土地に、選手村やメディアセンター等を設置し、その後の活用策も含めて採算性を検討していきたい」ということを表明されました。当期成会連合会は、市長の見解に久々の明るい希望を見いだし、昨年の市長要望において「冬季オリンピック・パラリンピック開催概要計画中の交通部門計画に、東豊線の清田延伸を位置付けていただきたい」と要望させていただきました。

 5月上旬に「冬季オリンピック・パラリンピック開催概要計画(案)」が公表されました。当期成会では、この開催概要計画(案)を検討させていただきましたが、残念ながら「東豊線の清田方面延伸」に関する記述は見当たりませんでした。「東豊線清田方面延伸」は開催概要計画(案)の交通輸送計画にどうして記述されていないのでしょうか。交通輸送計画では「観客の輸送にあたっては、地下鉄・バス・JRなどの既存公共交通ネットワークを効率的に活用します」と「既存(きそん)」が強調されており、むしろ地下鉄延伸に消極的な意向すら感じさせる記述となっております。

 一方、施設計画では、開閉会式を行う札幌ドームや選手村・メディアセンターを新設する札幌ドーム隣接地、北海道立産業共進会場跡地、クロスカントリーを行う白旗山競技場などを含む新たな「総合スポーツエリア」を計画されております。また市長は、選手村に冬季競技全般の強化を図るナショナルトレーニングセンターの誘致を表明しておられます。この新しいシンボル的スポーツ拠点エリアへのアクセス手段として地下鉄延伸の検討がなされても良いのではないでしょうか。

 「総合スポーツエリア」へのアクセス手段として、またオリンピック後の土地利用変更に伴う地下鉄需要増を勘案して、「東豊線の清田方面延伸」を、「冬季オリンピック・パラリンピック開催概要計画(交通輸送計画)」(最終版)に追加記述するよう強く要望いたします。

(清田区の地域中心核整備)

 また、オリンピック議論とは別に、清田区のまちづくりの観点から、当期成会連合会がこれまで主張してきたように、区役所周辺の清田地区を、清田区の地域中心核、『地域交流拠点』として整備するための要諦として、やはり他の9区と同様に、軌道系ターミナル駅の整備が必要であると考えます。

 清田区は、地域中心核の弱い区であり、それがまちづくりのネックになっています。平成25年に策定された「札幌市まちづくり戦略ビジョン」では、「区役所周辺の清田地区を、公共施設や商業・業務・医療等の都市機能、居住機能などが複合した『地域交流拠点』として整備すべきである」としております。

 しかし、軌道系ターミナル駅が区役所周辺にないために、区内のバス路線は区役所周辺に集中せず、都市機能が集積・複合した「地域交流拠点」の整備もままならないのが現状です。区民の生活や区内外への移動に長年、不便をかこっていることを、どうかご賢察いただきたいと存じます。

 東豊線の福住駅からの延伸は、札幌市が正式に長期計画に載せていた、いわば市民への約束です。地下鉄を延伸し、清田地区に地下鉄ターミナル駅を整備することを重ねてお願い申し上げます。

(渋滞問題)

 最後に、渋滞問題であります。札幌ドームでのスポーツ・音楽等大規模イベントや三井アウトレットモール、札幌新道(大曲通~厚別東通間)の開通等により、札幌ドームー北広島大曲間は、全道でも有数の交通渋滞区間となっております。この区間の交通渋滞を緩和するためにも、地下鉄延伸が大きな効果があると考えております。

 以上、「オリンピック開催招致」、「清田区の地域中心核整備」、「渋滞問題」の3つの観点より地下鉄延伸について述べさせていただきました。いずれも様々な要因がからみあい、簡単に課題解決が図られるものでないことは十分承知しておりますが、清田区の未来に向けた住民の期待と希望をご賢察いただきまして、地下鉄東豊線の清田方面延伸を積極的に検討していただきたく、地域住民の総意として、ここにご要望申し上げる次第であります。

地下鉄東豊線建設促進期成会連合会

会長(清田地区町内会連合会会長)牧野晃

会長代行(北野地区町内会連合会会長)飯田淳二

副会長(豊平地区町内会連合会会長)中川昭一

副会長(月寒地区町内会連合会会長)池田博

副会長(福住地区町内会連合会会長)戸崎良英

副会長(東月寒地区町内会連合会会長)有田京史

副会長(清田中央地区町内会連合会会長)鈴木亨

副会長(平岡地区町内会連合会会長)中川昇

監事(美園地区町内会連合会会長)稲葉郁夫

監事(里塚・美しが丘地区町内会連合会会長)大形修三

理事(清田地区商工振興会会長)斎藤忠明

理事(札幌清田ライオンズクラブ会長)笹出和彦

(2016年7月1日)

PAGETOP
Copyright © 地下鉄東豊線建設促進期成会連合会 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.