2019年1月8日にホテルエミシア札幌(厚別区新さっぽろ)で開催された清田区新年交礼会で、主宰者挨拶にたった清田区町内会連合会連絡協議会の伊藤昭夫会長(北野地区町連会長)は、地下鉄の清田区延伸を重ねて訴えました。来賓として出席した秋元克広市長に呼びかける形で話しました。
主宰者挨拶の後半半分を地下鉄延伸に割く力の入ったスピーチでした。会場から拍手も起きました。伊藤会長の挨拶のうち、地下鉄延伸に触れた部分は以下の通りです。
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最後に、秋元市長へのお願いでございます。
年齢を問わず、住みよい街の要素として、アクセスなど交通の利便性、生活環境、まちの将来性などが言われております。
昨年末、札幌市は清田区までの地下鉄延伸の検討を継続する旨を発表いたしましたが、市の地下鉄50キロ構想に載っていながら唯一、未開通の地域が清田区であります。
検討継続ではなく、一刻も早い決定、着工を区民は熱望しております。
地下鉄が清田区に延伸いたしますと、区役所周辺に中心核ができ、近郊を含め、交通網と生活の利便性が一変し、将来も住みよい地域へと、大きく変わることでしょう。若い人の入居も増えるでしょう。
昨年、この新年交礼会で、清田地区町連会長で地下鉄東豊線建設促進期成会連合会の会長でもある牧野会長が、「地下鉄延伸は清田区民にとって譲れない一線」と熱く語りました。
秋元市長は、念頭に「輝」との一文字を掲げられましたが、まさに清田区が掲げる一文字でもあります。
清田区、清田区民が明るく元気に、輝く年となるよう、今年、清田区への地下鉄延伸の公約を是非あげていただきたいと、切に、切に願うものであります。何卒よろしくお願い申し上げます。
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これに対し、秋元市長は来賓挨拶の中で「地下鉄に関し熱い思いの話もありました。輝かしい年に清田区もしたいという思いは一緒です」と述べるにとどまりました。