【2025年2月15日】 TVhテレビ北海道「けいナビ」が地下鉄清田延伸特集を放送 「札幌の地下鉄 清田延伸は実現する?」

 テレビ北海道(TVh)が2025年2月15日(土)、報道番組「けいナビ」において、「札幌の地下鉄 清田延伸は実現する?」というタイトルで、地下鉄東豊線の清田延伸問題を特集して放送しました。地下鉄延伸を悲願とする清田区民に寄り添った、大変優れた報道ドキュメンタリー番組です。

テレビ北海道「けいナビ」で地下鉄清田延伸問題を特集

 こちらから、その番組がご覧になれます。およそ17分の動画です。

 番組は、TVhの磯田彩実アナウンサーの進行、北大大学院経済学研究院の平本健太教授の解説で進みます。

 地下鉄東西線を清田方面に延伸する計画について、これまでの経緯を大変分かりやすく説明してくれています。

清田区新年交礼会で発言する秋元札幌市長=2025年1月8日

 また、秋元市長が今年1月8日、清田区新年交礼会において、地下鉄清田延伸に積極的で前向きな発言をしたことも詳しく放送しました。秋元市長は以下のように発言したのです。

 「大和ハウスプレミストドーム周辺の開発や土地利用について民間からいろいろな提案をいただいている。そういう計画を作っていくことで、清田区の悲願である地下鉄の計画を具体的に進めていく」

牧野晃会長

 さらに、この新年交礼会の会場で、秋元市長に一対一で延伸を直訴した地下鉄東豊線建設促進期成会連合会の牧野晃会長の話も紹介しました。

 牧野会長が「延伸を一歩でも進めてください」とお願いしたところ、秋元市長は「今、いろいろな資料を集めて、市全体のものにすることを考えている、研究している」と言ったのです。

 かなり延伸に前向きではありませんか。ここまで市長が言って、延伸しないなんてことがあるのでしょうか。

 また、番組では豊平区東月寒町内会連合会の有田京史会長も出演。有田会長は、地下鉄福住駅と清田の間にある北海道農業研究センターの土地(国道36号と羊ケ丘通に挟まれたエリア部分)を札幌市のまちづくりに活かすべく活用し、地下鉄も延伸させるべきと地元を代表して訴えています。

北大大学院経済学研究院の平本健太教授

 最後に、平本教授は「私がいいなと思ったのは農業研究センターの土地を活用しようということです。札幌ドームと農業研究センターの土地を一体で活用するようなプラン、例えば、ドームがスポーツなら、一方で文化・芸術の拠点をつくったり、オフィスや住宅街をつくったりなどのプランですね。ここに新しいまちをつくるんだというプラン、そしてそれが札幌市民全体にとってプラスになるというような大きな絵が描けると、地下鉄延伸もぐっと前に進むのかなと思います」とまとめました。

 番組を収めた動画はこちらからご覧になれます。